こくカレ20 24の第一回目のゲストは、高円寺の老舗銭湯「小杉湯」の隣で「小杉湯となり」というシェアスペースを営む加藤優一さん。
小杉湯のそばの風呂なしアパートに住んでいた頃、
お客さんとして小杉湯に通ううち、番頭さんや地域の人たちと仲良くなりました。
やがてアパートが取り壊されることになり、
その跡地に新しい場所「小杉湯となり」を立ち上げます。
「小杉湯」にはもともと求心力がありましたが、
「小杉湯となり」というシェアスペースが生まれたことで遠心力が生まれ、
小杉湯に集まってきたいろんな人々がまちに広がることで、
地域の空き店舗を活用した新しい場所が生まれるなど、まちがどんどん面白くなっていく、
その過程を知ることができました。
現在、平日を会員制シェアスペース、
休日を飲食スペースとして運用しています。
地域に開かれた場所やコミュニティに人が集まり、
集まった人々が街に出て想いやアイデアを実現していく、
そんな風にまちに飛び込んだ人の「自分ごと」の活動によって、
まちはどんどん面白くなっていきます。