第2回 2021年8月7日(土) 『国分寺を知る課題整理 アイデア出し』
前半は、第1回目に宿題として出たフィールドワークのグループ発表から。
各グループが選択したテーマ「遊び」「学び」「水」「公園」「農」「アート」「住」「緑」に沿って発表。
交流タイムの後の後半は、国分寺で活躍する ”ツナギビト”の 杉田 直木さんと
”ぶらぶらマップ”制作や”ぶんぶんウォーク”立ち上げに関わった多田純子さんの講演。
杉田さんは国分寺で生まれ育ち、国分寺にこそ地域創生が必要であると強く感じている一人。
「人口減少が叫ばれる昨今、地域の関係人口を増やそうと言われています。それだけでなく、自分としては“絶対人口”を増やしたい。国分寺には13万人の人が住んでいます。今日出逢った人と仲良くなっていくことで、それが実現できるはず」
そんな思いで活動するうちに、熱量のあるつながりが国分寺の中でいくつも生まれ、地域の人に「ツナギビト」と命名され、自然にその肩書きを名乗るようになりました。
多田さんは、行政には作れない市境を超えた地図「ぶらぶらマップ」の制作をはじめたことをきっかけに、地域の様々な人と出会います。
「自分達が楽しむために、やりたいことをやり尽くそうとした結果、様々な人とつながって、行政の力を借りることもありました」
「ぶらぶらマップ」の活動が、やがて「ぶんぶんウォーク」の拠点となっていくまでのストーリーを話してくれました。
杉田さん、多田さんの紆余曲折には、こくぶんじカレッジの1期・2期の受講生たちのエピソードとも通じるものも多くありました。